禁煙は喫煙者なら誰もが一度は考えたことがあるテーマかもしれません。禁煙を決意した方向けの禁煙方法にまとめています。あなたにおすすめの禁煙方法を見つけましょう。

たばこを吸い続けることで起きる身体への影響

長年にわたってタバコを吸い続けることは身体へ大きな悪影響を与えます。
喫煙者は非喫煙者と比較して余命が10年も短くなることが判明しており、吸い始めた年齢が早ければ早いほど余命が短くなります。
50歳以上の男性の場合、死亡者の5人に1人は喫煙が原因とされています。
女性の場合は7人から8人に1人の割合となっていますが、これは女性の喫煙率が男性よりも低いためです。

確かに喫煙は早くやめた方が良いのですが、高齢者になってからでも遅くはありません。
喫煙を継続すると肌への悪影響も甚大です。
長年の間に肌の老化が急激に進み、喫煙しない人よりも老けた顔になってしまいます。
目尻や口の周囲に目立ったシワができ、歯茎の変色や口臭などが出てきます。

これらの症状はスモーカーズフェイスと呼ばれています。
老化というのは中年から始まるのが普通ですが、スモーカーズフェイスは喫煙している若い人にも出てきます。
スモーカーズフェイスになる原因は、ニコチンが血管を収縮させて酸素を届きにくくさせるからです。

またビタミンCも不足してメラニン色素ができやすくなり、コラーゲンが作られるのを阻害します。従って喫煙は美容にとっても大敵となります。
発がん性物質によってガンのリスクが高くなることは既に有名です。他にも以下のような病気のリスクが高まります。

  • 脳卒中
  • 心筋梗塞
  • 動脈硬化
  • 高血圧
  • 糖尿病
  • メタボリックシンドローム
  • 胃潰瘍
  • COPD
  • 肺炎
  • 喘息
  • 骨粗鬆症

他にも妊娠時には胎児への悪影響も出てきます。
よって喫煙をやめることで胎児への悪影響を防ぐと共に、乳幼児突然死症候群のリスクも下げることができます。
このようにタバコは喫煙者の身体に数多くの悪影響を与えるわけですが、それは本人だけの問題ではありません。
病気になって介護が必要になれば家族にも負担をかけることになります。
また受動喫煙によって周囲の人にも健康被害を与えることになってしまいます。

30年以上タバコを吸うと内蔵への影響は甚大です

タバコを吸い続けていくと徐々に細胞が破壊され、ニコチンや有害物質が全身の臓器を蝕んでいきます。
まして20年後や30年後には内臓への被害は甚大なものとなります。
タバコの煙の中には4000種類以上の化学物質が含まれており、発がん性物質は50種類以上も含まれています。
近年では煙の中にポロニウムが含まれていることも分かりました。
ポロニウムは放射性物質の中でも非常に強い放射能を持つ物質で、身体の中に入ると放射線を出し続けて内部被ばくを起こします。
放射線による影響は短期的には分からないため、数十年後に重大な病気にかかることがあります。

タバコが原因の病気で最も有名なのは肺ガンですが、その他にも様々な病気のリスクがあります。
悪玉コレステロールが血管にたまり、善玉コレステロールが減少すると動脈硬化に繋がります。
動脈硬化は動脈血管の壁が厚くなり、血液が通わなくなって命を落とす病気です。
動脈硬化になると心筋梗塞や糖尿病のリスクも高くなります。
25年間喫煙を継続すると、糖尿病になるリスクが1.6倍にも達します。

またあらゆる病気の原因になりえるメタボリックシンドロームにも関係しています。
メタボリックシンドロームは内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖か高血圧か脂質異常のどれかが当てはまる状態です。
40歳以上を対象とした調査によると、喫煙者のメタボリックシンドロームのリスクは非喫煙者の1.37倍から3.04倍に高まることが発表されています。

タバコに含まれている有害物質は煙に混じってカーテンや壁にも蓄積され、家族全員が病気になるリスクも高くなります。
タバコの有害物質は空気清浄機では除去できないので深刻な問題となっています。